Fritha's Fantasia (Effector)

	Headphone AMP with Cabinet Simulator	製作したエフェクターのチェック用に製作したカスタムヘッドフォンアンプです。 DON-KRAFTで製作したエフェクターのチェックは通常は所有のVOX AC15を使用していますが、環境上夜間はヘッドフォンでのチェックを行っています。しかしどうしてもアンプからのヘッドフォンではスピーカーで鳴らした音をチェックすることが出来ないため・・・キャビネットで鳴らした音に近いスピーカー特性に近い出来るだけ大音響で聞こえると言うことをコンセプトに設計しました。箱鳴りに近い低音のフィードバックやスピーカー特性に合わせた周波数フィルターを備え、ヘッドフォンアンプ部は敢えてフラットな特性で出来るだけ出力を大きく取れるように設計してあります。また　ヘッドフォンアンプダイレクトとしても使用できるように切り替えスイッチをつけていますのでLINE生音とキャビネットから出る音の比較も出来ます。


	3 LOOP SELECTOR	通常は3ループをシーケンシャルにセレクトしＯＮ／ＯＦＦ制御に使用しますが、このセレクターにはちょっとした仕掛けがあって、裏面にあるIN/OUTのジャックに挿入するとそのLOOPが独立のLOOPとしてセパレートするようになっています。また依頼主様のご希望でこのボックスにスイッチは付けずにスイッチボックスに接続するためのジャックを取り付けています。これによって外部のプログラマブルリレーボックスから制御できるようにとの事でした。また　そのために内部のスイッチングはリレー制御にしてありますがこのための電源はとケースグランドの干渉を避けるためにリレー周りは全て絶縁処理をかけ、内部にレギュレータを持たせてリレーノイズと供給電源を出来るだけ遠ざけるような回路にしたため、供給電源は9V～24VのAC/DC問わずどんな電源アダプタを差し込んでも使えるといった便利な副作用が出来ました。


	3 LOOP SELECTOR with Crean Booster	こちらのループセレクタはシーケンシャル接続のものですが内部にクリーンブースターを積んで欲しいとのことで、右端にブースターＯＮ／ＯＦＦ用のスイッチとゲイン／トーンのポットがレイアウトしてあります。カラーはトーン１２時のポジションでほぼバイパスと同じ音色にして欲しいとの事でかなり苦労しましたがFENDERタイプのトーンのアレンジで実現することが出来ました。このクリーンブースターのノウハウは非常に私にとって大きなものになりました。これが完成したときに、プロフェッショナルシリーズを作ることを決意したといってもよいでしょう。


	DOD Clone	言わずと知れたLandgraff DODのクロンですこれは　ちょっと変わった依頼で・・・既に本物のDODを2つ持っている方でしたが、一方が壊れてもう一つアメリカから取り寄せて購入したのだけど音が微妙に違っていて壊れたほうを元通りに直せないか？と言うのが始まりだったのですが・・・最終的に購入した現在使えるほうのDODよりも元のものに近い音が出せるようならば作って欲しいとの事で、トライして見たものです。このノウハウも大きかったですねぇ。特にコンデンサの取り付けノウハウなどはかなりいろいろと身につきました。


	DRIVE vs LEAD	TWIN OVERDRIVEとLEAD DRIVEを1つにまとめたものです。太めの音のセッティングのTWIN OVERDRIVEと　高音のキレを重視したLEAD DRIVEの２連装で、OVERDRIVE のLEDクリッピングではブースター代わりにもなるのでパワフルなLEAD DRIVEを楽しむことも出来ます。こちらの製作過程はエフェクター製作プロセスにて公開していますのでご覧ください。

※開発、製造には万全を期して、最終チェックは音出しのみではなくオシロスコープでの波形チェック、
出力電圧チェックを行った上で発送いたしておりますが、御使用の環境、運搬状況などによりましては
機器破損が起こる場合がございます。
また、コネクタ等の抜き差しによる疲労で接点不良を起こす場合もございますが、そういった場合は
部品プライスと送料のみで交換サービスを行っていますのでご連絡ください。

こちらに紹介しているエフェクターをご購入御希望の方はメールにてお知らせください。

また、詳細やレポート、サンプルサウンドはブログのほうにて発表しておりますのでご覧ください。

また各種カスタマイズにも応じていますのでメールにてご相談ください。