DON-KRAFT EFFECTORS

OPAMP DC増幅特性



OPAMPのDC増幅特性チェッカーを作成してみました。
簡単な2回路入りオペアンプチェッカーで、
オペアンプは9Vで動作させて CPU側からDAコンバータで発生した
0〜3.3Vを入力し増幅率を3倍に固定した非反転増幅回路を通して
出力を9V時に3.3Vになるようにコントロールした上でCPUの
ADコンバータで読み取ります。
単電源にて測定していますので 位相補償回路を持たない
オペアンプは下限入力電圧以下では出力がHIGHに貼りつきますが
その部分のデータと下限から安定増幅域への変化も含めています。



測定条件
電源電圧(OPAMP) 9.00V 安定化電源
電源電圧(CPU) 3.3V レギュレータ
入力波形 DC CPU(ESP32) DA出力
入力電圧

0〜3.3V(255段階)

   
測定プローブ ADピン CPU(ESP32) AD入力にて測定
測定レンジ V 3.3V(12bit)
   
     

全てのExel データ(OPAMP_chk.zip)を一括ダウンロードできます。

  電源タイプ 特記事項 全体イメージ 実測飽和電圧
LM358 NS
単電源
3〜32V
両電源
±1.5〜±16V
入力同相電圧幅はグ
ラウンド・レベルまでカバー
VCC - 2V
LM358 ST
単電源
3〜30V
両電源
±1.5〜±15V
入力同相電圧幅はグ
ラウンド・レベルまでカバー
VCC - 2V
MUSE8820D
両電源
±3.5V〜±16V
VCC -1.1V
NJM022D
両電源
±2〜±18V
内部位相補償回路あり
VCC -0.9V
NJM072DD
両電源
±4〜±18V
入力段がJ-FET構成
VCC -1.8V
NJM2043DD
両電源
±4〜±22V
VCC -1.1V
NJM2068DD
両電源
±4〜±18V
内部位相補償回路あり
VCC - 1V
NJM2082D
両電源
±4〜±18V
入力段がJ-FET構成
VCC -0.9V
NJM2114DD
両電源
±3.0〜±22.0V
VCC -1V
NJM2904AD
単電源
+3V〜+32V
入力同相電圧幅はグ
ラウンド・レベルまでカバー
VCC -2V
NJM3404AD
単電源
4〜36V
入力同相電圧幅はグ
ラウンド・レベルまでカバー
VCC -1V
NJM4558DD
両電源
±4〜±18V
VCC -1V
NJM4560DD
両電源
±4〜±18V
VCC -0.3V
NJM4562D
両電源
±4〜±18V
VCC -1.3V
NJM4580DD
両電源
±2〜±18V
VCC -0.9V
NJM5532DD
両電源
±3V〜±22V
内部位相補償回路あり
VCC -1V
uPC4082
両電源
±5V〜±16V
入力段がJ-FET構成

VCC -2V




※ このデータはあくまでも個人的に測定したデータでノイズが除去された環境での測定ではありません
また 各デバイスメーカーが提示するものでもありません




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